化学療法スタート
朝6時起床。
いよいよ今日は待ちに待ったという表現が適切かどうかやや迷うが、化学療法、すなわち抗癌剤の投与開始の日。
まず朝食前に体調確認のための採血。
そして、採血による検査に問題がない前提で、朝食後点滴のための器具の装着。
先週EUS-FNA検査の後に点滴を打ったときには看護師さんが一発で決めてくれたのだが、今日針を打ってくれた若いドクターは左腕で2回失敗して、右腕に変えて3度目の正直で針が装着された。
実際の抗癌剤投与は、前述の採血検査の結果の確認ができて、ドクターから病棟に薬剤が送られて来てからになるので、午後になることは確実。
病院は患者の命が掛かった場所なので、何をやるにもダブルチェックで間違いが無いように行われるので、素人感覚ではとても時間がかかるように感じるが、それこそ安心の拠り所と受け取っている。
そして昼食後いよいよ化学療法のスタート。
私はアブラキサンという強めの薬と、ジェムザールという標準的な抗癌剤の併用を選択した。
薬剤の投与スケジュールは次の画像の通り。
この2剤のうちアブラキサンは通常の点滴ではなく、特別な器具にセットされた薬剤だった。
これを見たら、何か化学療法という言葉が実感できるような気がした。
幸い、薬剤投与当日はあまり副反応も出ないということで、今日は体調も特に変化無し。
今後の抗癌剤の効果に期待を寄せた日の夜。
残り165日。